俺だって俺なりに

中堅メーカーの経営企画の仕事を通じてサラリーマンの悶々とした生活を満喫中。能力普通でそれなりに真面目。ガラスのハートのくせに実力以上に頑張って疲れたり。「俺だって俺なりに、あなただってあなたなりに」何とかふんばって働いている俺と俺に似たような人がいれば応援したいという意味で始めたブログ。

ダウ大幅下落が翌朝の日経平均とおっさんに与える影響

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「なんでこんなにダウが下がったんだ。本当に株ってのは良くわからないな、週明けは日経平均にどんな影響があるんだ。やれやれ」。神木は唇から言葉が漏れそうなレベルで脳内で独り言を発した。

「ねえパパ~こっちきてよ~雪だるまが残っているよ~」という長女のさくらの声に「おー」と気のない返事をして携帯をポケットにしまって小走りで子供の方に向かった。公園に来れば安全だし多少距離をとってベンチに座っても大丈夫だという安心感からつい携帯を開けて日経新聞スマホのページでニュースをチェックしてしまった。普段はちゃんと子供の話を聞こうと思ってながらスマホは止めているが自分の時間ほしさに外出するとその気が緩むようだ。

先週の金曜日に日経平均が200円以上下落して全面安の株式市場だったが、夜にアメリカの市場がオープンしてから米ダウ工業株30種平均は前日比665ドル下げていた。2008年12月1日以来9年2カ月ぶりの大幅安だったようだ。これまで異常なほど上昇を進めてきた米国の株価だが、米長期金利の低位安定がそれを支えていたと何かの記事で読んでいた。



対岸の火事なんていうことわざが通じないほど、日本の株式市場は外国人投資家に牛耳られている。日経平均も下落の影響は受けるだろう。全財産を絞り出してとりあえず今は使う予定のない100万円という微々たる額をひねり出して株式投資を始めたのが6ヶ月前。5銘柄ほど100-200株の最低の単元だけを買っている神木からすれば、別に暴落しようが大した影響はないが、たかが数千円でも下落するのは超初心者の神木にとって気持ちいいことではなかった。

日経平均にどれほどインパクトがあるんだ。やれやれ」という冒頭の言葉だけみるとかなりの資産家やアナリストの嘆きに聞こえるが、実際は中年おっさんが100万円だけちょっとした株を買っているだけの話であり、言葉に重みも全くない。たんなる椅子から立ち上がる時にでる「よっこいしょ」と同じレベルである。

営業でもなく経営企画という経営の中枢に近い部署で残業ができる雰囲気もなく、自分としても子供と早く帰って遊びたいという気持ちと、残量は効率が悪い奴がすることだという思いこみを持っていたため、神木は残業代を手にすること何年もなかった(もちろん残業をして申請することはできたが)。

そんなときに株でもやってみようとおもった半年前。既に2012年からのアベノミクスで株価はどんどん上がっており既に2-3倍になっている銘柄もごろごろある状態。「さすがにここから初心者が利益を出していくのは無理ゲーだな」と思ってはいたが、「まあ次の大暴落後に仕込む練習のためにやってみるか」という軽い気持ちで始めていた。

おそらく月曜日、9時を回れば一旦下げるだろう。神木には数千円のインパクトしかない。

投資初心者、神木健。家族に迷惑がかからない(であろう)100万円足らずで株を始めてナンピン買いをする資金もゼロ。まったく市場というものがわからないまま、少しずつ株式投資の勉強を進めるのであった。

「何事も経験」そう言い聞かせて現在のアメリカの国債の利回り上昇を様子見するしかないのであった。

ふぅ。